宮本先生は手と指だけに鍼やお灸をする「高麗手指鍼(こうらいしゅししん)」で治療をなさる鍼灸師です。
その治療の基準となっているのが ’三一体質(さんいつたいしつ)’ と呼んでいる体質の特定。
ヒトの体質が3つに分類されていてどの体質なのかを見極めること(’証’の決定)を行う。
それぞれ体質の特長から不調や病はおおよそ予測がつくという考え。
『相合伝病(そうごうでんびょう)』とは、症状が進むとどうなっていくのか・・というのが決まっていて、その症状が現代の西洋医学に該当する病名がつくというのです。(約1000年前の文献があるのだそうです。)
自身の’証’ を知れば、’根本’からアプローチできるということになります。
3回連続の講座で第2回の講座を先日開催いたしました。
『陰実証(いんじつしょう)』についての解説です。初回は『陽実証(ようじつしょう)』についてでした。
中医学(≒東洋医学)に慣れておらず、現に身体に表れている症状をなんとかしようとする私たちには少し戸惑うことがあるかもしれません。
まだ自覚していない症状が実は病が始まっている
症状は氷山の一角のようなもので水面下に潜んでいるものなのですね。
体質を知りいまの状態を知ることで用心し、問題が顕在化して困らないようにすることが可能です。
前回同様、後半はこれまた不思議な 指にテープを貼ることでカラダを調整する方法も紹介してくださいました。テープを適切な箇所にまくだけで・・・
’証(しょう)’の特定はフィンガーテストと呼ばれる筋反射(キネシオロジー)を使って行うのですが、今回は分かりやすく’O(オー)リングテスト’ で行いました。
第1回の際にテーマの『陽実証』の方はいませんでしたが、今回は『陽実証』と診断された方がいました。
’風邪が入った状態’は必ず『陽実証』の反応となるそうです。
私も鍼の治療で何度か’風邪が入った’と診断されその際は鍼はできないと言われたことがあります。
『陰実証』は今回いらっしゃらず、他は『腎実証(じんじつしょう)』でしたのでそのタイプにはココ。とテープを貼ってくださいました。
あら?カラダが温まり不快さがなくなっている。
3回目は『腎実証』です。
現代人はほぼ全ての方が該当するそうです。
またも深く切り込んでいきますので興味ある方は是非ともご参加ください。
初回、2回目を逃した方もフォローアップしていきますので参加可能です。
セラピスト、治療家の方にもお勧めしたい内容です。
『東洋医学の神秘に触れるVol.33』~相合伝病の解説③⇒テープ巻くだけでカラダが変わる
【日時および内容】
■① 平成31年2月22日(金) 19:00~21:30(途中退室可)
筋反射を利用した ’証’ の決定の紹介。’相合伝病’ について。テープを巻きカラダの変化を体験。
■② 平成31年3月 8日(金) 19:00~21:30(途中退室可)
’証’の決定の実践。’相合伝病’ について。テープを巻きカラダの変化を体験。
■③ 平成31年3月29日(金) 19:00~21:30(途中退室可)
’証’の決定の実践。’相合伝病’(腎実証) について テープを巻きカラダの変化を体験。
※原則①②を受講していることが望ましいですが、対応可能です!
お問い合わせください。
【講師】宮本勝啓 先生(はりきゅう泰山堂 鍼灸師)
【場所】
LAS ALAS 薬院スタジオ(Escondite LAS ALAS)
福岡市中央区薬院1丁目4-8 あづまビル21号室
【参加費】
各回3,000円(LAS ALAS会員、一般ともに)
受講当日現金にてお支払いください。
【問合せ&申込み】
info_★lasalas.net (‘★’を’@’に変更してメールしてください)
お名前、連絡が取れる電話番号を記載してください。
電話:090☆7394☆7507 (担当:荒木)(セッション中など電話に出られないことが多いためできるだけメールにてお申込ください)
花粉症の方は症状が分かりやすいですね。
鼻水、くしゃみなどの症状が治まります。
ちなみに、私も先日の鍼治療で めでたく花粉症と診断されました。しかし、鼻水やくしゃみなどいわゆる代表的な自覚症状はありません。少し眠気があるなぁという感覚です。鍼治療の後見事にすっきりとして体調ばっちりになっています。
何度見ても不思議な世界です。