昨年11月よりツキイチのペースで開催しておりますビジョントレーナー育成講座「めばえ」。いよいよ最終日3日目を1月14日にLAS ALAS千早スタジオで行いました。
1日目は目の解剖や視機能についての講義。
なんとなく理解できるものの、精巧な構造が自然なものから生まれているのに今更ながら感動し、不思議でした。その性能をさらに引き上げるためのテクニックを学ぶ機会を与えられたことを幸運だなと思いました。
2日目は理論の続きと小松式アセスメントを学ぶ。
巷には既にたくさんのビジョントレーニングがありますが、他との違いがこの『小松式アセスメント』でしょう。
眼球の動きを確認し、その持つチカラを最大限引き出していくのです。
どう、見えているのか、どう見えていないのかをできるだけ正しく分析できることが解決の糸口がありそうです。
3日目は小松式アセスメントの実践とビジョントレーニングの紹介。
現場で使用する検査器具や機械の紹介。
上の画像のはUNDER40のみ使用可能なのだとか。。。
なので、私はどのように見えたかが分かりません。
40代で確実に眼の機能は衰えてるということですね。
筒状の紙を使って対象物を見ると二つの目で一つのモノをどのように使って見るのか。人によりそれぞれ違いがあり、両眼視しようとしています。
双眼鏡や望遠鏡、顕微鏡で見るのが難しいのはこれ。
私が’視機能’に関心を持ったのは、5年程前にこの両眼視がしづらくて片目づつでしかみることができなくなったからでした。この実験で両眼でちゃんと一つの画像が見えたのでビジョントレーニングの効果があったのだなと感じました。
ビジョントレーニングの手法の解説。
小松先生は現場でプロのアスリートや一般のオトナはもちろん子どもから老人施設などでも指導をなさっています。
子どもも楽しめるように道具を使うこともしばしば。。
たくさんの工夫があります。
袋の中に形が違うビーズを数個いれ、被験者が同じ形状のものが何個あるかを言い当てるというもの。
手元の色を見ずに手の感覚で
老視(ピントが合わない)や輻輳不全(対象物を見るために眼球を寄せる)の方へのアプローチ。
眼を使って何かをする ということは全て ’脳への刺激’ となります。
同じものを見ているのに、人により見方や見え方が異なるのです。
それが、姿勢や気分、気質や性格に影響し、運動や学習、パフォーマンスにも反映されているのでしょう。
内斜の方の傾向、外斜の方の特長、なんとなく自分の周りにいる人たちを想像してしまいます。
傾向がわかれば対策が見えてきます。
コミュニケーションの取り方にもヒントが見えてきます。
LAS ALASでは修了書を作成しました。
小松式ビジョントレーニングさまからは実際にビジョントレーニングで使用するツールのDVDと小道具のセット。
とりあえずビジョントレーナーのピヨピヨひよこ誕生。
どう実践に取り入れていくか試行錯誤することでしょう。
さて、この ビジョントレーナー育成講座「めばえ」 次なる開催を期待なさっていらっしゃる方がチラホラ。
我こそは! と思う方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。
人数が集まるようでしたら開催を検討いたします。
また、実際のビジョントレーニングを受講したいと思われる方のご連絡もお待ちしています。
問合せは、、
◆Email: info_★lasalas.net (’★’を半角英数の’@’ に変えて送信してください)まで。