『目と脳を楽しみながら鍛えるワークショップ』 と題し昨年末から行ってまいりました講座。
今年の3月からは実践のみの集中講座として
ビジョントレーニング トラの穴 を今年の3月からツキイチで行ってまいりました。今回が最終回。
最後の講座は2回目以上の参加者ばかりでした。
だんだん、難易度が上がってきています。
簡単なようで難しい。
あきらめたらそこでストップしてしまう。
二十丸の中に線に触れないようにペンで丸を描く。
最初は利き手で。
(できそうだけど・・ちょっとメンドクサイ。)
次は利き手ではない手で。
うっっ! 思うように描けない!!
(イライラ)
そして、また利き手に戻す。
(あれ?ちょ〜カンタン!?)
最初とは明らかに上手く描けます。
脳は、運動機能であるペンを持つ手は、明らかに短時間で進化したのか??
次は円の大きさが異なり、惑わされます。
こういったちょっとずつやりにくくしてハードルを挙げていく講師の小松先生。
イジワルは愛の鞭なのですね♡
子どももオトナも取り組めます。
当方のスタジオではオトナばかりですが、
小松先生は子どもにも高齢者にもアスリートにも芸術愛好者にも取り組める趣向を凝らしたプログラムを提供してくださいます。
今回のフーセンバレーは前回よりもレベルアップ。
フーセンにマジックペンで数字を書き、指定した数字の部分にタッチして返す というもの。
ムキになってはしゃいでしまいます。
つまりやる気も湧いてきます。
オトナになってから無心に何かに夢中になる(一所懸命集中する)ことってあまりなくなってきているのでは??
目で見る→脳で判断する→行動する
集中して視る能力
記憶する能力
再現する能力
瞬時に判断して行う能力
その先を読み取る能力
物事をうまくできるようにするには、
その情報が入ってくる ’見る’ ということがより正確に的確にできてこそです。
これは、一般的な視力検査のランドルト環検査(’C’のどこがあいているかの表)で1.5見えれば良いというのではありません。
もちろん、見えないのは目も能力も落ちるということですが。。
’見るチカラ’ だけではなくて’見抜くチカラ’や’見極めるチカラ’がつくのです。
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』
トラの子が欲しければトラの棲む穴に入らないと手に入らない。
転じて、大切なもの(自分にとって必要と思えるもの)はカンタンには手に入れるのが難しい という諺です。
今回のテーマはその名の通り、『トラの穴』に入って ’視るチカラ’の可能性を感じて 欲しかった。
参加してくださった方、ジワジワと変化を楽しんでいただけたようです。
今回で一旦終わりましたが、みなさまのリクエストによりまた企画したいと考えています。
ご興味ある方はお知らせくださいね。
また、この実践編と並行して、ビジョントレーナーを養成する講座を検討中です。
運動を指導する方、美術・芸術等のセンスを高めたい方や指導する方、子どもの発達について関心がある方、教育者、医療や介護に従事する方などは現在の仕事の幅が広がること間違いなしです。
詳細はまた改めてお知らせいたしますね。